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蕎麦之記

辛汁で、を基本に。

本格手打ちそば 椿寿庵

宮城仙台泉区福岡(根白石・泉ケ岳)の 手打ち蕎麦処 椿寿庵    仙台市郊外 ]  

 
 

もりそば ( 大盛・板そば )( 税込 1,050円 )

 

香り ☆☆☆
太さ ★☆☆
出汁 香りはせず塩分若干
辛汁の量 徳利に適量
蕎麦湯 茹で湯

 

薬味・小鉢など 沢庵、ネギ、ワサビ

 

粉の産地 不明(山形産 でわかおり?
北海道産 牡丹?)
製粉 製粉所?
割合 二八、他不明
製麺 手打ち、機械打ち




椿は、たくさん働きます。
美しい花は人の心を潤し、虫たちには蜜をやる。
実は油という暮らしに役立つ産物を与えてくれ、
枝は女性を可憐に飾る櫛となる。
 
 
同店「 椿寿庵 」命名の由来だそうだ。
 


 
 極薄いグレー、1mm 四方、角がシャキッと立って美麗で、長さも八寸とちょっとありそうな "意気" の ある蕎麦だ。蕎麦の香りは無いがコシはしっかり、啜る & 噛む の両方楽しめるよう仕上げられている感じ。 辛汁 は塩っぱ目だが、板そば なので時機に気にならなくなる。  個人的にはもう少しわさびがあっても良かったかな。 ( 不思議なんだけれども麺に粉っぽい食感が残っていた気がする。  茹で時間?  寝かす時間?  気温や湿度? )
 
 
 蕎麦湯 はしっかり茹で湯だと思う。辛汁 にはピッタリ!  これが一番おいしかった、七味を二振りしたらまた別の味になったがこれまた乙、するする飲めてうまかった( 一味なし )。 返しの具合が絶妙なのかもしれない。
 
 
 『 浅羽塾 』 で学んだと知って納得、メニューは豊富で、新たな創作蕎麦にも挑戦している模様。『 冷やしたぬき (930円)』への力の入れ方が気になったので 是非 次回試したい。また「 山形そば 」の 幟 を出しているだけあり、寒晒し蕎麦 の扱いも当然にある。 4月中旬〜5月末 の限定で、月山 の 湧水 に浸した 特別な蕎麦が、もり鴨南みぞれ鴨 で 味わえる。 リーズナブルな 機械打ち( ざる・かけ、630円 ) と、手打ちうどん も提供されているので、誰とでも連れ立って訪店出来る店だ。




茶 蕎麦茶(店中央部にポット、水)



他メニュー一例もり 830円、鴨南盛 1,300円、みぞれ鴨 1,080円、
揚げ餅おろし 1,200円、冷やしたぬき(枕崎産鰹節の出汁) 930円、
海老天盛(エビ2本、野菜付) 700円、野菜天 550円、
大根おろし 150円、とろろ 200円、京にしん 320円



価格帯150〜2,000円





 新メニューとして、『 磯辺付鴨 ( 二八で 1,080円 ) 』が 勧められていた。鴨汁 と 三陸 黒バラ海苔 のハーモニーが素晴らしいらしい。二八・機械打ち・うどん のいずれでも味わえるみたいなので、蕎麦通ならずとも自称グルメを連れ立って存分に味わいたい。





立地登山道前集落、県道223号線沿い
店内外小規模和食店ふう
駐車場未舗装
卓上割箸、七味、柚子七味、楊枝
座席数38席(小上がり6卓、テーブル3)
サービスモンペを着たベテラン女性2名
BGMほんのりオルゴール・USEN





 仙台市青葉区から来ても、泉区から来ても、なかなか難しい場所に立地。 要は、泉ケ岳の 登山道 麓 、県道 223号線沿いにあると覚えたい。 何故なら周辺は古くからの歴史ある集落なのだがそのため生活道が入り組んで網の目の様に張られており、新規に開発された道と それらが交錯して、ひとつ間違うと意図しない場所に連れて行かれ兼ねない。 取り敢えず、泉区根白石 の スーパー農道・大規模カントリーエレベータ を ランドマーク にし、国道 457号線沿い の コンビニ「 ミニストップ 泉福岡店 」が 右手 に見えたら 左折 しよう。
 
 
 平日金曜日の 14時前、3組 5名の客が在店、うちひとりは 5年間毎日欠かさず来店している 超常連客 らしかった。彼曰く、いつもより若干遅い時間の訪問だったけれどもまだ待ち時間があるだろうと思いながら来てみた、すんなり座れて驚いているとのこと。それでも当日は開店前から行列が出来て今まで大変だったと店員女性が返答。オンタイムの多忙さは半端無いようだ。
 
 
 当日最後の客だったからなのか、上等な わらび餅 をデザートにお裾分けいただいた。きなこ も気にならないほど滑らかで、大変おいしかった。  5月下旬の夏日だったが、あたたかな 蕎麦茶 にもピッタリと合っていた。

 


 

    話は変わるが、根白石 の 中心部、鍵型 になっている通りを通ると、あれ、こういう雰囲気 初めてじゃないな と感じる。まるで 旧宮崎町宮城県加美郡加美町宮崎 )や 旧小野田町宮城県加美郡加美町小野田 )へ テレポートしたような印象。  城下町 でも 宿場町 でもないのにそれを少し真似て人々の安全や安心を維持し、悪意ある余所者や魑魅魍魎を排除、豊かさと賑わいを醸成しようとした意図が 鍵型 の その町割りに感じられる( 在郷町 ) 。  そんな 旧町内 は、これら以外にもあちこちにあると思うので今後も意識して見つけていきたい。







創業2009年 12月
 ( 前店主より継承して再オープン )







住所宮城県仙台市泉区福岡南切立1 ( ちんじゅあん )
Siteなし






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