宮城・仙台・泉区寺岡( 紫山 ) の 蕎麦処・前谷内屋 [ 仙台市郊外 ]
もりそば ( 大盛 )( 税込 730円 + 230円 )
香り | ☆☆☆ |
太さ | ★☆☆ |
出汁 | 節系強く香る辛口 |
辛汁の量 | 小さな徳利に少な目、猪口も小ぶり |
蕎麦湯 | 熱々の透明度高い茹で湯 |
薬味・小鉢など | ネギ、ワサビ |
粉の産地 | 福島産( 檜枝岐・南郷・下郷 ) |
製粉 | 石臼、店敷地内製粉所 |
割合 | 二八 |
製麺 | 機械打ち? |
丁寧に製粉されたことが表れた淡いグレー、角が立った太さ1.25mm程度のキレイな麺、長さも丁度良く手繰り易い。「 ウチの汁は辛いので漬ける量を調整してくださいね。」と初めに断わられるので、辛汁 の少なさ、徳利の小ささ、猪口の小ぶり具合にもなるほど納得。どう啜ろうかと少し考えて、いつもより控え目に手繰って、トプンと潜らせないようにしてみた。
猪口を傾けるとガツンと鼻に入って来る 辛汁の香り が印象的だ。枕崎産の本枯れ節( 鰹・鯖 )、天然物の羅臼昆布、焼きアゴ 等を使用とのことで、素材には相当のこだわりがあるらしい。店主は 最近の甘めの辛汁をヨシとはしていない とか。 しかし辛いとは言いつつも嫌な塩辛さや醤油臭さはなく、絶妙なバランスが保たれている。 蕎麦湯 との相性も計算されているのだろう、蕎麦湯が節系の香りをさらに高めるかとの期待とは逆で、蕎麦自体の旨味と甘味が引き立った〆となった気がした。最後に七味をふた振りしてみたがこの時の味や香りにも変化はなかった。
茶 | 湯呑みに冷たい麦茶1杯 |
他メニュー一例 | おろしそば 850円、かしわネギ汁 1,150円、天付きもりそば 1480円、 かけ 750円、海老玉たぬきそば 890円、しらすとじそば 980円、 山芋千切 350円、しらすおろし 380円、ミニかき揚げ丼 380円、 蕎麦屋の天丼(お新香・汁付) 1,030円、 大盛(+ 50g)230円、お得な2枚盛(+ 150g)500円 |
価格帯 | 350〜1,500円 |
客は常連が多いようで回転率もかなり良さそうだ。大人気という『 鶏ごぼうそば ( 980円 )』や 鶏の出汁が効いた辛めの大人味という『 カレー南蛮 ( 1,100円 )』などが次々と出ている。鴨汁・鴨南蛮・鴨鍋は秋冬専用メニューで、春夏は『 ナスとミョウガ (950円)』や おろし類がおすすめらしい。辛汁とおろしと蕎麦湯のハーモニーにはかなりの自信があるとのことだ。
立地 | 住宅街、幹線道路沿い( 県道264号線 ) |
店内外 | 独立店舗、和風インテリア |
卓上 | 七味、団扇、卓上 楊枝 |
座席数 | テーブル12(4卓)、カウンター6、和室20+6 |
サービス | フロアにサバサバ系の女性 1人 |
BGM | なし |
「 駐車場が5台分しかないので迷惑をかけますが、5〜10分で空きますのでスタッフに声をかけてお待ち下さい。」と店頭にある通り、盆前の平日正午でも入れ替わり立ち替わり客はスムーズに回転している、幸い入店待ちの車が道路で停止したまま待ち合うことは無かったようだ。
同店は、泉パークタウン 紫山 と 寺岡 の間を貫く幹線道路( 県道 264号線 )脇、仙台ロイヤルパークホテル の 角を西に進んで 根白石 方面 にカーブする手前に立地している。青い暖簾が目印だが、丁度同店前を境に片側2車線から1車線へと狭まるので、後続車等には十分注意したい。
創業 | 不明、かなり昔からある( 団地分譲当時から? ) |
住所 | 仙台市泉区寺岡4-15-8 ( まえやちや ) |
Site | https://m.facebook.com/maeyachiya/ |
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