宮城・仙台・太白区秋保町 の 手打ち蕎麦処・秋保草庵 [ 仙台市郊外 ]
生粉打ちそば ( 税込 930円 )
香り | ★☆☆ |
太さ | ★☆☆ |
出汁 | 節系香る甘辛 |
辛汁の量 | 徳利に丁度良く |
蕎麦湯 | 茹で湯を大きめの陶製急須で |
薬味・小鉢など | ネギ、ワサビ(練) |
粉の産地 | 岩手県北上市産 北上早生 |
製粉 | 製粉所? |
割合 | 十割( 他は二八 ) |
製麺 | 店内? |
ピシッと0.9mm角ぐらい、角が立ったザラつるでコシの強い麺、ほんのり緑がかった感じが 新蕎麦感、走りの旨さをたっぷり含んでいると主張している。瑞々しくてすごく食感が良い。 辛汁 は、節系香る甘くもなく塩辛くもなく丁度良く蕎麦を引き立てる味わいだ。
『 生粉打ちそば( 十割 )』の 蕎麦粉 は 国内各地産 の 蕎麦粉 を 週替わりで 使用、『 もりそば( 二八 )780円 』は 国産蕎麦粉 の 混合 を 使用しているそうだ。 レジ脇に置かれた色上質紙の A6・4P の リーフレット「 生粉打ち そばごよみ 平成27年12月 」には 全週で『 岩手県北上産 にじゆたか 』を使用するとの予定が記載されていたが、いただいたのは同じく岩手県北上産の『 北上早生 』だった。 様々な 蕎麦粉 を楽しめそうな感覚になれるのはなんだか嬉しいし、透明性 と言うか 情報開示 の観点からも 信頼できる安心感がある。
茶 | 蕎麦茶、店内中央にポット数台、飲み放題 |
突出 | 蕎麦豆腐( 生姜餡かけ ) |
他メニュー一例 | 大盛 260円( 生粉打ち 360円 )、鳥南蛮そば 1,030円、おかわりそば 520円、かけそば 620円、鳥そば 930円、三角揚げそば 930円、野菜の天ぷら 420円、揚げ蕎麦饅頭 420円 ※ 蕎麦 の メニュー( 温・冷 )はすべて宮城県白石名産の手綯うーめん にも変えられる |
価格帯 | 420〜1,030円 |
立地 | 幹線道沿、観光名所 : 秋保大滝近隣 |
店内外 | 藁壁( ストローベイルハウス )の 和モダンな建築物 |
駐車場 | 無舗装 |
卓上 | メニュー、楊枝 |
座席数 | 約30、全て座卓 |
サービス | 女性3名 |
BGM | なし |
国鉄の分割民営化 に伴って一部の職員はサービス部門に異動した。JR東日本 でも駅舎内飲食店の運営に乗り出し、蕎麦を担当する職員は信州へ修行に行かされた。当時の 新庄駅 で自慢の蕎麦を駅長に振舞って貰ったという思い出を聞いたことがある。 同店の店主も元JR職員で蕎麦を担当していたらしい、駅そば担当だろうから当時は手打ちなどではないだろうけれど、蕎麦への愛情冷めやらぬ定年後、同店を創業したそうだ。営業時間は 蕎麦屋らしく原則 11:00〜15:00 だが、蕎麦が売り切れなければ 当日予約 がある時に限り 16:00まで延長、前日まで予約があれば 19:00 まで延長出来るようだ、珍しい。 また、通販もしているらしく、『 年越し蕎麦(三人前 180g×3、めんつゆ付、2,200円、送料別途 ) 』は、店頭または電話で注文出来るのだとか。
秋保を囲む山々に初雪が舞い降りた 12月初旬の雨天土曜日14:00頃、数組の客を捌き終えたところでの訪店、貸切状態となった。 夏涼しく冬暖かい藁壁( ストローベイルハウス )の建築物、開口部が多く天上から吊り下がった大きな扇風機から優しい風が流れる爽やかな店内で「 お連れ様も摘めるようにちょっと盛りを多くしておきましたので。」という給仕の方のあたたかな配慮に感激。 会計を終えて店内へ視線を戻すと、生粉打ちに使用する蕎麦粉の品種が『 にじゆたか (同じく北上産)』に戻っていた。先程予約の電話を入れていた客らに振舞われるのだろうな、すれ違ったのは いわき ナンバーの車だった。 ちなみに、同店からさらに西走すると、貴重な在来種を栽培する(参照) 集落 【 野尻地区 】 に到着、山形との往来を監視する 番所跡 などもある。
創業 | 2004年 8月 |
住所 | 仙台市太白区秋保町馬場字丸山12 |
Site | なし |
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