宮城・仙台・泉区市名坂( 八乙女 ) の 蕎麦処・やま久 [ 仙台市郊外 ]
一日十食限定 山形田舎そば( 大盛 ) ( 税抜 880 + 100円 )
香り | ☆☆☆ |
太さ | ★★☆ |
出汁 | 旨味・甘み共に薄目 |
辛汁の量 | 徳利に少な目 |
蕎麦湯 | 小さな湯桶( 蕎麦と同時に給仕 ) |
薬味・小鉢など | ワサビ、大根おろし× 2( = 大盛だから?) |
粉の産地 | 不明 |
製粉 | 外部製粉所? |
割合 | 「 二八 」とは回答されたが? |
製麺 | " 本格手打ち " の 大看板はあるものの違うと見た、打場らしきものもない |
全体的に均したという表現がぴったり来る濃い目のグレーの麺、大盛なのでせいろの上に 2山 拵えて盛られている。田舎と銘打つだけあって太めだが噛み応えがあるタイプとはちょっと違う、初めて食べる食感がある。グルテン感? うどん粉に挽きぐるみの蕎麦粉を混ぜて麺にしたようなと言えば大袈裟で言い過ぎなのだが、直感的にはそんな印象を持った。 〈 食べログ 〉の中にも似た様に感じた方がいたがようだったが、帰り際に女将然としたレジの女性に蕎麦粉の割合を尋ねたところ、憮然と「 二八です 」の返答。 そうなんだ、これは大変失礼しました。 しかし、辛汁 は 徳利に少な目、さば節がひとつ抜き出て香る感じの甘さがある辛口*1、 無料で2皿付けられた大根おろしを加えても味に変化は出ないタイプ。大盛 を食べ終えて 蕎麦湯 を頂く頃に 辛汁 は 殆ど空 になり、大変寂しい締めくくりとなった。
茶 | 接客用カウンターに水、セルフサービス |
他メニュー一例 | 山形名物げそ天ざるそば 780円、
当店おすすめ肉そば(冷・温)780円、鳥中華そば(温)780円、 かけそば(冷・温)630円、ざるそば 680円、天ざるそば 880円、 天ぷらそば(温)880円、ごぼう天そば(温)780円、 げそ天そば(温)780円、げそ天ざるそばセット 980円、 肉そば(冷・温)セット 980円、 天丼 650円、 ミニ天丼250(エビ or げそ)250円、ご飯 100円、 ざる中華 680円、天ざる中華 880円、げそざる中華 780円、 煮卵 100円、げそ天 200円、ごぼう天 100円、 天ぷら盛合せ 400円 |
価格帯 | 100〜980円 |
蕎麦湯 の お代わり( 出来れば底を尽いた 辛汁 も )が欲しかったのだが、レジ・フロア含めて2名の女性は殆ど厨房前のカウンターに待機しており、声を掛けさせてすら貰えない。まぁいっか、何だか小麦粉のような粉っぽい? 埃っぽい? 味がする蕎麦湯だし、ここは諦めて店を出よう。 蕎麦を食しに来て着席してのち、蕎麦が出るまでこんなに待ったのも初めてだった。
〈 食べログ 〉にもそんな記載があるね。 オープンして5年、よくそれで客に支持されて続けているなと言うほどの繁盛振り。12月下旬の暖かな平日12:30頃、店頭に行列は無かったが、店内はほぼ満席だった。蕎麦が出て来るまで辺りを見回すと、先に入店した客にもまだ給仕されていない。天ぷらの揚がり待ちで順番に提供されているからかな。もう少し効率良く捌いても?
立地 | 幹線道沿、県道35号線( 泉塩釜線 ) |
店内外 | ロードサイド独立店舗で和食チェーン店風 |
卓上 | 箸、メニュー、一味、七味、コショウ、食塩 |
座席数 | 2人掛け4卓、4人掛け3卓、カウンター 6 + 4 席位 |
サービス | フロア女性2名、厨房1名? |
BGM | なし |
店外・ロードサイドの大きくて立派な看板には " 本格手打ち " とあったけれども、此れ程の客数に 手打ち で対応出来るものかと不思議にさえ思える。 どうも以前は、売れ切れ次第閉店していたようだから当初は間違い無く手打ちだったのだろうけれど、今は限定蕎麦以外機械打ち? いやいや、機械も無さそうに見えるから 製麺所 だよね *2。 創業の頃は客席カウンターの向こうにオープンキッチンというスタイルだったのだろうが、今や100円ショップで購入したであろうアルミのコンロカバー & 簾で閉じられている、様々な要素を勘案して慎ましくて良いとは思えない、残念賞。
山形蕎麦 と謳うだけあって、冷し肉蕎麦 や 鳥中華 もラインナップする同店だが、何処で修行したのだろう。 何の脈略も感じられないことこそ逆に拍手ものか知れない。 仙台人は山形蕎麦と言えば取り敢えず飛び付くミーハーさがあると言えなくもないからね。まんまと思う壺、しかし拘りたく無い蕎麦好きが集まる繁盛店ってジャンルだって、そりゃ、アリでしょう。
創業 | 2011年 10月 3日 |
住所 | 仙台市泉区市名坂字鹿島158-1 |
Site | 〈 Facebook 〉/ 〈 食べログ 〉 |
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