蕎麦之記

辛汁で、を基本に。

工房水神そば

宮城岩沼手打ち蕎麦処 水神そば    仙台市近郊 ]  

f:id:RoronoaRyo:20160503120516j:image


十割ざる( 数量限定メニュー・海苔除外 ) ( 税込 850円 )





香り☆☆☆
太さ★☆☆
出汁家庭的な味わい、鰹の旨味濃い目
辛汁の量猪口に適量
蕎麦湯茹で湯、蕎麦と同時に出て来る



薬味・小鉢などネギ・ワサビ( 加美郡加美町薬莱産?)



粉の産地不明
製粉店舗隣接のプレハブで自家製粉?
割合十割、不明
製麺打ち場が見当たらないけど、手打ち?





 色白0.8mm程度前後に美しく太さの揃った たおやかな麺、香りは薄いが食感滑らか、見たこと無い食べたこと無い感じの 十割蕎麦 だ。 自家製粉 に由来するものなのか、粉の肌理 が かなり細かいためだろうか、中心粉のみの使用によるものか、なんだろう、不思議だ。  珍しく蕎麦を食べたと言う感じがしない、どうしてだろう 逆二八 を食べた時よりも心が動かない、この時の方が余程嬉しかったし、それがどうしてなのか、判然としない。  辛汁 は鰹の旨味が濃い目の甘辛、最初塩辛く感じるが ワサビを加えると不思議と丁度良くなる。ドロリ系の 蕎麦湯 にもとても良く合う仕上がりだ。  ただ、節系?の微細な粉が辛汁表面に若干浮き、天ぷら油のそばで管理されているのかな、薄〜く油膜も見え隠れ、別に何でも無いけどね。 勝手な詮索だけど、修行経験が公表されていない男性店主の運営店舗によく見かけるタイプなのかもしれないと感じた。
 
 
f:id:RoronoaRyo:20160503120614j:image    f:id:RoronoaRyo:20160503120629j:image





茶 焙じ茶



他メニュー一例ざるそば 750円、かき揚ざるそば 950円、野菜天ざるそば 1,050円、
天ざるそば 1,300円、つけ鴨そば 1,200円、つけとろそば 850円、
冷し月見そば 800円、かけそば・うどん 750円、山菜そば・うどん 900円、
大盛 300円、追加だし(辛汁)150円、薬味付き追加だし(辛汁)200円、
そば飯おにぎり 200円、十割そばがき 800円、揚げ出し豆腐 500円、出汁玉子焼 450円、
天盛 400円、天ぷら盛 600円、かき揚 300円、
持ち帰り手打ちそば(二人前、出汁付)1,300円



価格帯200〜1,450円





 3月下旬の晴れやかな日曜日 11:30前後、開店して1組目の客となった。店の中心のテーブルには大根の煮物が保温された電気鍋と小豆の葛寄せが。注文が済むとそれらを「 ご自由に召し上がって下さい 」と声がかかる。  自ら取り分けて一口二口いただいているうちに厨房からキッチンタイマーの音が微かにして間も無く蕎麦が登場。気取らないプラスチック製の器・すのこに盛られており、量は至って普通、蕎麦の理想的な長さと言われる 八寸 位に打たれており啜り易く、あっという間に平らげてしまった。 2人前と紹介されていた 大盛 にすれば良かったかなと後悔、配膳もスムースなので正午前には店を後に出来た。 後続は2組の夫婦、『 天ざる(1,300円) 』や『 野菜天ざる(1,050円)』などをオーダー、蕎麦目当ての通と言うよりは、金蛇水神社参拝のついでなのかな、うどんを食べていた女性もいた気がした。
 
 
 各テーブル上には、店主が日々試行錯誤し 様々な 種物 を開発している様子がうかがえる おすすめメニュー が貼り付けられている。蕎麦湯ベースで鰹の削り節と海苔・出汁醤油で食べるという珍しい『 釜揚げそば(950円)』、フキノトウと仙台味噌で作る宮城の郷土料理、店主特製の「 ばっけ味噌 」と 辛味大根 を 薬味として頂く期間限定の『 春そば(950円)』、『 季節のみそうどん(800円)』、『 ジンジャのラーメン(750円)』、『 ジンジャのカレーうどん(900円)』なども興味深い。3名以上で予約すれば蕎麦と蕎麦料理6品(3,000円)も味わえる。そば打ち体験(1,500円、1人前の出汁と薬味付)も気軽に出来るとのことなので家族で試すのも楽しいかもしれない。





立地金蛇水神社の門前
店内外昭和中〜後期のドライブイン風( 神社門前休憩所 )
卓上割箸、七味、楊枝、メニュー
座席数50名程度
サービスフロア1名、厨房2名
BGMなし





 
f:id:RoronoaRyo:20160503121040j:image
 


 

 月刊誌「 りらく 11月号 」( 2015年10月28日発売 )に掲載された同店、もっと混んでいるかと思いきや違った。どこかの蕎麦屋の店主から「 天気のいい日はヒマ、雨なら蕎麦でも食いに行くかとなる気がする 」と聞いたがまさにそれだろうか。 駐車場は結構車で埋まっている、しかしそれほど参拝客がいるようにも見受けられない、神職の方々の自家用車も含まれているのだろうかという感じ。りらく はじめ他ブログでも紹介されている通り、同店は 金蛇水神社 の参道に置かれた休憩所の一角を間借りする形で営業している。  2011年の 東日本大震災 前には JR名取駅前で 宗 〈 参照 : 食べログ 〉という店を営んでいたが揺れで半〜全壊、どんな由縁かは分からないが現在はここに落ち着いている。前もってリサーチのため見ていた他ブログのものと当日使われていた器が違っていて、ここにも試行錯誤が見受けられた。見た目の良さ優先から、洗浄・乾燥などの管理優先、オペレーション重視へ変化していったという事だろう。
 
 
f:id:RoronoaRyo:20160503120711j:image    f:id:RoronoaRyo:20160503120730j:image
 
 
 店内のインテリアはとにかく雑多、観光名所でもある金蛇水神社の休憩所らしく祭や観光PRのポスターが貼られていたり、店主の趣味を紹介しているものかフォークギターとかヒッピー的な衣装らしきものも飾られていた気がする。テーブルも椅子も昭和に仕入れられ使われているものだろう、ここまで当時の雰囲気が保たれているのも今時珍しいと感じた。







創業2011年 12月31日







住所宮城県岩沼市三色字水神11-1
Site〈 Facebook 〉



****