山形・天童 の 手打ち蕎麦処・水車生そば [ 村山地方 : 山形 ]
ざるそば ( 海苔除外 )( 税込 750円 )
香り | ★★☆ |
太さ | ★★★ |
出汁 | 普通 |
辛汁の量 | 普通 |
蕎麦湯 | 普通 |
薬味・小鉢など | 漬物、ネギ、ワサビ |
粉の産地 | 山形・北海道ブレンド( 契約農家の玄蕎麦 ) |
製粉 | 自家製粉、石臼と水車使用( 毎日使う分だけ ) |
割合 | 不明、挽きぐるみ100%と謳う |
製麺 | 手打ち( 機械打ちも活用? ) |
【 天童そば 】の名店。 『 田舎蕎麦 』 を初めて食べたのが同店だ。訪れたのが冬だったのか、夏だったのか、イマイチ覚えていないが、蕎麦が出来上がるまで温かいお茶を啜り、その後冷たい蕎麦を食べたようなぼんやりとした記憶が残っている。苦手の刻み海苔はナシで注文。こんなに黒く太い蕎麦があるんだ、さすが蕎麦王国・山形だ! とワクワクして箸を入れたと思う。*1
麺は極太、香りはほんのり。弾力があり噛みごたえがある。初めて食べた 田舎蕎麦、大好きになった。偶然選んで入った店だったのだが大正解。伝統がありながらそこに固執し過ぎず、昭和の風情たっぷりの古びた店内も清潔に保ち、新しい施策も打ちながら古さと共存する展開を図っている。
茶 | 不明、緑茶? 水? |
他メニュー一例 | 将棋板そば( 3人前 )3,500円、元祖鳥中華 870円、将棋ざるそば 980円、 元祖板そば 1,700円、中板そば 1,300円、天ざるそば 1,850円、 二色板せいろ 2,400円、ざるそば870円、天ぷらそば 1,350円、 なめこそば 1,170円、鴨そば 1,350円、かいもち 1,300円、 にしんそば 1,250円、鴨せいろ 1,500円、鳥うどん 950円、 かき揚げ 750円、ざる中華 870円、おでん 650円、おつまみメンマ 500円、 利尻昆布甘煮 250円 |
価格帯 | 250〜3,500円 |
最近は、『 元祖 鳥中華( 650円 *2 ) 』という ラーメン が 全国区の人気を獲得 *3*4。 すでに袋麺にもカップ麺にもなっている。創業1861年・文久元年は江戸時代。店主は五代目、水車と石臼で自家製粉、代々伝わる技で手打ちする。天童温泉に来る観光客*5 から地元の常連客をも満足させて来た。歴史に胡座をかかず時代の流れもするっと受け入れて柔軟性ある商いをしている。
立地 | 温泉街近接、市街地メインストリート |
店内外 | 自社ビル、外観を民芸調に装飾、内装は和風 |
卓上 | 不明 |
座席数 | かなりある、 団体客可な座敷も有り |
サービス | ベテラン女性がかなりテキパキ |
BGM | なし?USEN? |
温泉街という土地柄か 23:00 まで営業している。また、マガジンハウスより出版されている男性向け雑誌「 BRUTUS 」の 特集、『 日本全国 今すぐ食べたい美味いもの。 日本一のお取り寄せグランプリ 』では、準グランプリ を獲得した。
3名以上( 2日前まで予約 )で そば懐石( 4,000円 )も提供可能。さらに、3名以上要予約( 1週間前まで )で、オーダーメード蕎麦 を打つサービスもある。挽き方( 挽きぐるみとか更級とか )・ 粉の粗さ・つなぎの割合・太さなど、好みの蕎麦を打ってくれる。 時代のニーズに応じ、蕎麦好きへの至れり尽くせりを実践、もちろん そば打ち教室 も行っている。
創業 | 1861年( 文久元年 ) |
住所 | 山形県天童市鎌田本町1丁目3-26 ( すいしゃ きそば ) |
Site | http://www.suisyasoba.com |
※ 1990〜2000年頃訪問の記憶に後日情報付加して起稿。
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