蕎麦之記

辛汁で、を基本に。

里山 Dining 七ツ母里 *

宮城黒川大和町宮床 の 手打ち蕎麦処 七ツ母里    仙台市近郊 ]  

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手打ちそば ( 大盛・新蕎麦 ) ( 税込 860円 + 250円 )





香り☆☆☆
太さ★☆☆
出汁どの要素も香らないが旨味深く絶妙なバランス
辛汁の量少な目だが追加も早めに尋ねてくれる
蕎麦湯茹で湯が熱々の鉄瓶で



薬味・小鉢などネギ、ワサビ



粉の産地北海道幌加内産(ほろみのり?)・新蕎麦
製粉製粉所
割合外一
製麺店内、手打ち





 個人的に 宮城県 No.2 と位置付けている同店。 新そば の季節に久々の再訪となった。    ピシッと角の立った細身で淡いグレーの麺、コシもしっかりありながら啜り易く、相変わらずとても食感が良い。たとえ " 自家製粉 " でなくとも全然気にならない、堂々名店の仕上がりを感じさせてくれる、流石だ。
 
 
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 辛汁 は旨味のみがほのかに香る奥深さ。" シンプル " の難しさを十分理解した出来上がりだろう。  地元をベースに東北から全国の、より良い素材を探し当て素材本来の持つ特徴や旨味を、自慢の料理を通して顧客に紹介するそのスタンスも素晴らしい。 蕎麦と料理との絶妙な距離感、『 七ツ母里 ブランド 』がしっかり確立していて受け手のこちら側も心地良い。そうだ、上質な 農家レストラン の趣きも漂っている、当たり前だ、" 里山 Dining " だった。

 
 
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茶 焙じ茶、各卓に適度な大きさのポット配膳



他メニュー一例旬彩小鉢膳( 季節毎のコース的な )1,640円、辛味大根セット 1,110円、
豚汁セット 1,380円、精進揚げセット 1,380円、海老天セット 1,480円、
穴子一本揚げセット 1,640円、特製天丼 1,280円



価格帯250〜2,000円





 今回特に目に留まったのは「 美味しんぼ 」( 原作:雁屋哲、作画:花咲アキラ小学館、1987年・第32回小学館漫画賞青年一般部門受賞 )の単行本 32巻 において 究極の薬味 として取り上げられた『 岩手県 遠野の伝統野菜 : 暮坪かぶ(350円)』の取り扱い。 辛味大根のようにいただくとかなり美味しいらしい。 また、地元・七つ森周辺の農家が栽培した採れ立て野菜で作る『 地物根菜のジャンボかき揚げ(450円)』や、七つ森大和町吉田)特産舞茸・ナメコ等、旬真っ盛りのキノコ 7種の旨味が 甘汁 に 溶け出して絶品な 『 七茸そば(1,500円)』も必食だ。  それと、  前回興味深く感じた『 手抜き蕎麦 』だが今回はメニューから消えていた。いつかまた復活するかな?
 
 
 
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立地農村集落内
店内外昭和の農家の家屋敷を活かして店舗化
画家・小野寺純一氏の作品も展示
卓上ランチョンマットのみ
ホカホカのおしぼりと焙じ茶が出される
座席数4人掛け5、2掛け卓3、子供用椅子1、ベビー用椅子1
サービスフロア女性2名
洗練されている訳では無いが行き届いている
BGMJAZZ





    県道 264号線・大衡仙台線 を下り、標識通り 七つ森・大衡 方面 へ折れてから 国道 457号線 の合流地点を左折して間もなく右手に見える看板「 原阿佐緒 の墓・龍巖寺 」が 道標

同店の立地する 大和町 宮床 は、最近まで信号機もコンビニもなかった山あいの長閑な農村だが、実は、伊達家の分家・宮床伊達家 が所領した 由緒正しき土地。 奥州街道沿いでも 宿場町 でもないのに、鉄道の駅 ( 仙台鉄道黒川小野駅富谷駅 ) が 2つも置かれた。
 


 
    同店は、2013年 7月 31日、長町モール向かい辺りから自然志向を実現するため移転してきたのだとか。見るからに後継不在で売りに出された農家を買い取って改装した " 懐か新しい " 感じがいい。
 
 
 初秋の土曜日、13時過ぎ。わざわざ仙台市内などから連れ立って来店したような女性客とカップルの5〜6組が『 晩秋の大収穫御膳(旬彩小鉢膳)(1,640円)』等をゆったり楽しんでいた。国道457号線から入ったなかなか分かりづらい立地にもかかわらず、しっかり辿り付いて会話を楽しみながら店主の腕前に舌鼓を打っている。 窓の外は庭木の紅葉、気取らない農村の景色にほのぼのとしながらも、JAZZ の BGMが 凛とお洒落なランチタイムを演出している。






創業2013年 7月 31日 ( 2003年 5月 )







住所宮城県黒川郡大和町宮床長倉19
Sitehttp://sendaimori.jp    /   〈 Facebook 〉



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