宮城・仙台・泉区泉中央( 将監 ) の 蕎麦処・秋月庵三次郎 [ 仙台市郊外 ]
北前そば( 税込 930円 )
香り | ☆☆☆ |
太さ | ★☆☆ |
出汁 | 鰹の香り強く甘さ控え目 |
辛汁の量 | 徳利に適量 |
蕎麦湯 | 茹で湯 |
薬味・小鉢など | ネギ、ワサビ、きのこおろし、壺漬け |
粉の産地 | 山形県産 |
製粉 | 製粉所( 確か 鈴木製粉 ) |
割合 | 二八( 他は不明 ) |
製麺 | " 昔ながらの製法 " ( → 機械打ち? )打ち |
1.2mm×0.7mm 程度、平打ち気味の色白、微細なホシがところどころに入り混じる 二八。コシが強いが啜りながらいただける万能系だ。メニューの解説には 田舎ざる との補足があったが、いやいやどうして、特太の更科という感じ。1日限定30食、" 天候による影響で、北前そば の提供は当面、土日のみとさせていただきます " との貼紙が店内にあった、猛暑の影響か。 辛汁 は 鰹の香りが濃厚な 甘辛、万人受けする最近の嗜好をしっかり押さえている。 ざるそば も誰にも好まれる色白極細の更科系、割合は 四六? 太さが均一な機械打ちと見受けた。蕎麦のメニューは全て うどん に変更可能( 若干時間を要するが )だし盛りもなかなか、たくさんの人々に気軽に足を運んで貰いたいという店主の気持ちが伝わる。
北前そば というネーミングについて、ググって見たところ「 高田屋 」というチェーン店がヒットした。インスパイアしているのは、北前船 が運ぶ全国各地の美味を厳選して料理に使用しているイメージ。 同店で使用する 蕎麦粉 も 山形 から取り寄せているとのことだから同じく 北前船 にあやかったのだろうか。 さらに色々ググると以前取材された記事に行き着いた、特に意味を込めずにインスピレーションでネーミングしたらしかった、雰囲気重視ってことだね。
茶 | 焙じ茶・水 ( コーナー数カ所に存分に完備 ) |
他メニュー一例 | ざる 680円、鴨南蛮ざる 1,400円、 特上天ざる 1,830円、 とろろざる 960円、かしわざる 820円、 大盛 300円、 北前大盛 410円、追加ざる一枚 430円、 かけ 680円、カレー 930円、 かしわ 820円、かき揚げ 1,410円、鴨南蛮 1,400円、 特上天ぷら盛り合わせ 1,290円、手づくり冷奴 410円、 とろろ 280円、生卵 100円、大根おろし 180円、 天丼 1,080円、カツ丼セット 1,390円、お稲荷 110円 |
価格帯 | 100〜1,900円 |
名物は、直径13cm×厚さ7cm位もある大きな かき揚げ。多くの客が「 天ざる(1,410円)」 か 「 かき揚げざる(1,410円)」を注文している。 蕎麦含め蕎麦猪口 でなく 呑水 (とんすい:湯匙)で食べているのは初めて見た、食べにくくないのかな。 呑水 とは、鍋料理を取り分けたり天つゆの受皿として用いられる縁の一部がやや突出した小鉢の一種。つまり 辛汁 兼 天つゆ なんだね、卓上に塩はないし。 そう言えば、小鉢で出た 壺漬け も汎用品、着色料だよねと言う色合いが。細かいこだわりより利便性という事だろう、取材記事には「 ファミレスのような気軽さ親しみやすさを目指している 」とあった。確かに、 POSレジ が導入されフロアの女性は ハンディターミナル まで持って、オペレーション完璧。
立地 | 住宅街( 泉中央市街と将監団地の境 ) |
店内外 | 和食店風独立店舗 |
卓上 | 割箸、メニュー |
座席数 | 4人掛け10+5、2人掛け4、小上がり6名 |
サービス | 良く教育されたファミレス風 |
BGM | なし |
泉中央駅*1の街づくりとともに成長
1月上旬土曜日12:00少し前、もう既に店前の駐車場は満車状態、ラッキーにも1台退店したので入店可能となった。店内は年齢層の高い家族連れや中高年夫婦などで一杯、回転率もとても良い、繁盛店だね。スポーツ選手のサインも飾られている、盛りが良いからかな。 創業は、仙台市営地下鉄・南北線 泉中央駅 とその周辺の街が完成(1992年)して数年後、まだ大型商店やマンション群がオープンしていない頃だからそろそろ老舗の域に達したと言えようか。
創業 | 1996年2月 |
住所 | 仙台市泉区泉中央3丁目23-14 |
Site | なし / 〈 秋月庵三次郎_食べログ 〉 |
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